いい歯で、いい姿勢。サッカー少年を支える噛む力の大切さ

こんにちは。

11月は「いい姿勢」(11/1)「いい歯」(11/8)

など体を整えるテーマが多い月ですね。

今回はその2つをつなぐようなお話として

姿勢と歯の関係、

そしてスポーツを頑張るお子さんと保護者の方

に知ってほしいお口の話をまとめました。

 

実は、わが家にもサッカーに夢中な子どもが

いるのですが、日々の練習を見ていると

「最近ケガが多いな」「姿勢が気になる」

と思うことがよくありました。

そんな時に読んだ雑誌の記事や、

日本スポーツ歯科医学会の発表を見て、

「なるほど、歯とスポーツってこう

つながるのか!」

と気づきを得ることが出来ました。

今日はそちらから一部をご紹介します。

 

◆ 歯の調子って、意外と“姿勢”に出る

噛み合わせがズレていたり、虫歯で片側ばかり

使っていたりすると、体が無意識にかばうん

ですね。すると、

• 重心が傾きやすい

• 体幹が使いにくい

• 姿勢がちょっと崩れやすい

…こんな状態になりやすいそうです。

 

◆ 姿勢がブレると、ケガもしやすくなる

成長期って関節もゆるいので、

ちょっとしたバランスの崩れ

足首や膝の負担につながります。

「なんか最近、同じようにひねるなぁ」

「踏ん張れずに転ぶ回数が多い?」

そんな時は、体だけでなく

お口の状態をちらっと見直してみるのも

一つのポイントです。

 

◆ 飲み物選びも、実は大事

サッカー少年あるあるですが、

スポーツドリンクを飲む機会、多いですよね。

でも、酸性度が強かったり糖分が多かったりで、

歯にはちょっとストレスがかかることもあります。

「飲んだ後に、水かお茶でひと口うがい」

この一手間だけで、かなり守れます。

 

◆ 気軽にできることはこれだけ

• 痛みがなくても、3カ月に一度の歯科チェック

• スポドリの後は軽くうがい

• 歯の片側だけで噛んでないか様子を見る

• 気になる姿勢の変化があれば相談

 

⭐ まとめ

お子さんのサッカーの上達やケガ予防って、

トレーニングだけの話ではなくて、

生活のちょっとしたクセにもヒントがあります。

 

歯もその一つ。大げさな話ではなく、

「歯が整うと体も整いやすい」

というイメージです。

 

これはサッカーだけではなく、バスケでも野球

でもダンスでもスポーツをされているお子さん

全般にいえる大切なポイントです。

成長期のからだ作りをお口の面からもサポート

出来ればうれしいです。

気になることがあれば、どうぞ気軽に相談して

くださいね。

 ふぁみりあ歯科

044-865-9909

 

✦ 参考
• 第29回日本スポーツ歯科医学会 発表資料
• Tarzan(2024年10月13日号)を参照